【妊夫は思う】育児給付金引き上げはいつから?男性の育休取得率は上がるのか?
2月8日のことですが、
新聞各社が「育児給付金、給与の80%へ引き上げ 政府検討」
という見出しで記事を出しました。
そもそも育児給付金は、
育休を始めてから6カ月までは給与の67%
それ以降1歳までは給与の50% (一定条件で最大2歳まで)
を国が補助し、その間の社会保険料も免除されるというものです。
この制度によって、
従業員側は育休中の給与面での不安を払拭できますし、
企業側も労働しない社員への給与支払いが必要なくなるたけ、
双方にとってメリットがある制度となっています。
ただ、この67%、50%が果たして十分なのか?という疑問に対して、
いよいよ80%まで引き上げようという話が出たというものです。。
ちなみに、社会保険料だけでなく所得税なども非課税対象となるため、
給与の80%額でも実質手取り金額と同等程度は受け取れるということになります。
大変ありがたい話ではあるのですが、いつからなのかは明言されていません。
色々調べてみると
①2020年4月説
②2020年10月説
があるようです。
4月説は、今年3月末をめどに進められている少子社会対策大綱の策定要綱に今回の件が入っているため、早くとも4月以降ではないかというもの。
10月説は前回引き上げが行われた際の施行スケジュールから推測すると、その頃ではないかという推察によるものです。
うちの場合は8月生まれの予定なので、
それまでに施行されてくれるとありがたいなと思いつつ、
過度に期待しないようにします。
ちょっと気になったのは、
政府がこれによって
【男性の育休取得率を高める】
ことを目標にしているという点です。
男性の育休取得率は平成30年度の厚生省発表のデータでは、6.16%となっており、
女性の育休取得率の82.2%と比べると約1/13という状況。。。
政府は男性は育休を取りたいけど給与面の不安から取れないのが、
取得率低迷の理由としていますが果たしてそうなんでしょうか?
まさしく僕は育休とりたいと思っていますが、
既に上司からは
「奥さん里帰りしないの?」
「忙しい時期に(出産を)当ててきたなあ」
などとぼやかれています。
まあ上司と妻なんて比べるまでもなく、もちろん育休は権利として取ろうと思っています。
しかし残念ながら、
そうはいかない男性も多いのではないでしょうか。
ましてや男性自身が「育休は女性が取るもの」なんて思っている可能性は大いにあり得ます。
金銭的フォローが入るのは非常にありがたいです。
しかし抜本的に変えるべくは、個々人の考え方であり、
有給ですら罰則を設けないと取得できない日本においては、
いっそ育休を義務化することが必要なんじゃないかと思いました。
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